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​​ 目の下にぼこっと出ているくまを除去することで、若々しい印象になります。原因としては、目の周囲に分布する眼輪筋の老化に伴い、眼窩内脂肪を支えきれなくなったことで、脂肪を包む膜ごと外に飛びだしている状態のことをいいます。

​ 眼輪筋を鍛えれば理論的には元に戻りますが、現実的には、薄い筋肉のため、HIFU等でクマを引っ込めることは困難であり、伸びた筋肉もなかなか縮むことはなく、脂肪を摘出することで改善させるのが一般的です。

当院開業以来、非常に多くの患者さまに施術させていただき、前クリニックとの手術件数を合わせると3000件を超えております。

脂肪量、皮膚の余り、目の下のくぼみ具合等、​個人差が大きい部位のため、様々な状況を経験しております。

​・目の下がぼこんと膨らんで老けて見える。とにかくクマが気になる。

・ご両親ですごく目の下のクマがある方で、お若くてもクマがある(出やすいご家系)

・目の下の切開は怖いし、傷が気になるけど、傷口が一切外に出ないため、​ダウンタイムを過ぎれば人には一切ばれない。

クマの分類

 

①皮膚の盛り上がりを含む脂肪のふくらみがある場合

脂肪除去の適応です。

 

②皮膚が薄く、やや張りが失われていることで、黒ずんで見える場合

→主に成長因子等で肌の張りを出してあげましょう。眼窩縁のヒアルロン酸もおすすめです。

 

③皮膚そのものの色素沈着の場合→要相談

 ①脂肪摘出量に対しての考え方

基本的には深追いしない程度で全て除去致します。

窪みを防ぐ観点での取り残しは、角度やコンディションによって結局気になることが多いのが現状と考えます。

 しかしながら、くま部位の脂肪は実際、加齢による眼窩縁の凹みを埋めているという利点もあるため、除去後は、窪みが目立つのはやむをえません。

​従って、術後に後療法として、ヒアルロン酸、成長因子(コラーゲン注射)、脂肪等による仕上げを行います。

​ ②眼窩縁の窪みに対しての治療は?

 

当院ではヒアルロン酸と成長因子を行います。(場合によっては脂肪注入)

ヒアルロン酸は吸収されるため、では窪みに対して、定期的に入れ続けないといけないかという質問​に対しては、半分yesです。実際、老化に伴い、目の下以外もしわや凹みが気になるため、常に目の下のみ凹みを埋め続けるというより、メンテナンスとしてヒアルロン酸を入れる方が多いです。また眼窩縁部位のヒアルロン酸は比較的吸収が他の部位よりも遅く、常に注入をご希望される患者様がさほど多くない印象です。

 

脂肪注入に関しては、注入した脂肪の定着率・その後のトラブル(注入量・しこり)といった問題点も考慮しながらのメニューとなります。

​ ③裏ハムラ法とは

裏ハムラ法とは、眼窩内脂肪を完全摘出せず、同時にtear trough前後の靭帯の剥離も行い、

眼窩縁のへこみに埋まるように移動・縫合させる方法です。​メリットとしては、凹みに対し、直接埋めながら脂肪除去を行える一方、デメリットとしては、手術操作が増えるためのダウンタイムの増加、摘出脂肪量を術中に調整するため経過によっては、修正手術が必要になる可能性もある点です。当院では、金銭的リスク、手術リスクもきっちお話した上での適応をお伝え致します。

​ ④表ハムラ法にすべきかどうか

40代前後になると、目の下の皮膚のたるみが生じます。従って、裏からアプローチを行う本術式では、皮膚の余りを除去できないため、一定の余り、しわを生じることになります。

切開によるダウンタイムも考慮、しわができる程度を考え、表ハムラ(当院では目の下のたるみとり)を行うかどうかを協議致します。

​①50代女性 美肌コラーゲン注射併用

(手術直前・21日後経過)

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​②20代女性 美肌コラーゲン注射併用

(手術直前・術直後)

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​③30代女性 美肌コラーゲン注射併用

(手術直前・術3か月後)

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​④40代男性 脂肪除去のみ

(手術直前・術3か月後)

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​④40代女性 裏ハムラ 靭帯剥離 脂肪注入

(手術直前・術3か月後)

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①手術概要の説明、綿密な打ち合わせ、合併症、ダウンタイムの説明等を行います。

②ご明細の確認、お支払い

 

麻酔点眼、消毒の後、施術開始

 

​④​施術終了後は、ご気分が問題なければご帰宅

​腫れ・痛み・内出血等が1週間から10日程ありますが、時間と共に軽快致します。

より自然な状態になるまで約1か月くらいかかります。

目のゴロゴロ感

​術後一週間後あたりに出血(ご心配ありません)

目の小じわ(要治療)

眼窩縁の窪み(要治療)

 

​※細心の注意と安全を心掛け致しますが、ダウンタイムは個人差があります。

ダウンタイムの有無による返金・休業補償等には一切お応えできかねますのでご了承ください。

​​・なるべく早く腫れがひくように、スマホなどで目を酷使せず、安静でお願いします。

​・コンタクトレンズは一週間程は必ず避けてください

・激しすぎる運動は一週間程度は避けてください。

​・メイク・入浴・洗髪等は制限はありません。

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